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- 2011.03.02
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E-Learn2010で本学のFD活動を発表
本学の教育GPプロジェクト「ICTによる自律的FD推進モデルの構築―ファカルティポートフォリオシステムの開発、導入による教育の自律機能の実現―」も今年度で最終年度を迎えます。このプロジェクトの中心である「自律的FD推進モデル」を具現化したFD活動支援システムであるCANVAS(Creative Activity for Nurturing Value-Added Students (by using a Faculty Development support system))は、今年度から全教員による試用を開始しています。
このCANVASを開発した経緯およびシステムの概要を論文としてまとめてE-Learn2010に投稿したところ受理されました。受理された論文を発表するために、谷川とメディア教育センターの前田真人氏が2010年10月18日(月)~22日(金)に米国フロリダ州オーランドで開催されたE-Learn2010に参加してきました。
E-Learn(World Conference on E-Learning in Corporate, Government, Healthcare, & Higher Education)とは、AACE(Association for the Advancement of Computing in Education)が主催するeラーニング関連の国際学会で、今年のE-Leran2010は、ディズニーワールドがあるフロリダ州オーランドのリゾートホテル「Wyndham Orland Resort」で開催されました。
私たち(Takeshi Tanigawa, Takanori Yamakita, Toshifumi Fujii, Makoto Maeda, Takashi Fuji)は、「Construction of Driving Model with Faculty Perspectives of ePortfolio for Improving University Education in Japan」というタイトルの論文を投稿しました。この論文は、日本におけるFD活動の現状、システム駆動によるFD活動の必要性、ファカルティポートフォリオを中心とした自律的FD推進モデル、FD活動支援システムCANVASの概要と機能評価などについてまとめたものです。この論文は、投稿数693から先行された414本に選ばれて発表する機会を得ました。また、プログラム委員会の審議の結果、4本の「the Outstanding Papers」の一つに選出されました。
E-Learn2010で発表の機会を得たのは、教育GPシステム開発会議のみなさまと教育GPへの取組みに協力していただいている教職員のみなさまのおかげであり、みなさまに感謝の意を表します。
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