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2024.05.28
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学内でTV番組のロケ、実習で撮影に参加や見学

 テレビ番組のロケ撮影が北海道情報大学の多目的グラウンドで行われ、情報メディア学部の島田英二教授のゼミが実習として協力、学生が出演したり見学したりしました。撮影はゼミの卒業生で札幌の映像制作会社代表が担い、現役学生たちは先輩の仕事ぶりを間近で学びました。

 番組は札幌テレビ放送(STV)の「どさんこWEEKEND」(土曜日午前11時55分~午後1時)。近く公開予定の映画「マッドマックス:フュリオサ」PRの一環で、番組MCを務めるミュージシャンでタレントの上杉周大さん(札幌出身)が、映画の世界観に浸るアンバサダー的な役割として、作中に登場する白塗りのキャラクターと絡むシーンの撮影でした。キャラクターにはゼミ生3人が扮しました。

 番組ディレクターの1人として撮影を進めたのは、2018年3月卒業の矢吹龍太郎さん。卒業後は札幌の映像プロダクション勤務を経て、2022年3月に起業し「SIRIUS VISION」代表として、映像作品の制作などを手掛けています。

 島田ゼミでは映像作品の作り方を学び、実際に作って発表しています。今回、矢吹さんから撮影協力の依頼があり、「実際に見学することで、現場でディレクターがどんな指示を出し、周囲では何が用意され、何が映っていないかなどを学べる。学生にとって一番の教材」(島田教授)と快諾しました。

 撮影は14日に行われ、出演者やスタッフたちが矢吹さんの指示でてきぱきと動く様子を、ゼミ生約20人らがしっかりと見届けていました。忙しく動き回っていた矢吹さんは「チームで作る楽しさも見てもらう機会になれば」と、後輩たちにエールを送っていました。

 撮影シーンは、6月1日の番組の中で紹介される予定です。

撮影を見学する島田ゼミの学生たち(後方)。手前右から3人目が卒業生でディレクターの矢吹さん

矢吹さん(右端)の指示で進む撮影。中央は上杉さん/ポーズを取る上杉さん(中央)と出演した学生たち

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