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2024.06.14
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北海道情報大学と大連東軟信息学院がオンライン学術交流

 北海道情報大学と大連東軟信息学院がオンラインで学術交流を行いました。双方の研究者7人がそれぞれの専門分野の発表を英語で10分程度行い、意見交換しました。Teamsやリモート会議用WEBカメラのオウルなどを使用、画像や音声も鮮明で、スムーズなやり取りでした。

 両大学が昨年11月に交わした「スマートヘルスケア分野における科学研究と高等教育研究協定書」に基づく具体的交流事業の第1弾で、6月4日に行われました。情報大側は西平順学長、経営情報学部の越野一博教授、医療情報学部の本間直幸教授が、大連側は4人が発表しました。大連側はこのほかにも副学長らが出席、意見交換に加わりました。

 越野教授は「ディープラーニングを用いた食事画像解析による栄養指導支援」、本間教授は「『食と健康教室』~IT技術を生かした地域住民への啓蒙活動とAI利活用への展望」、西平学長は「健康データに基づく豊かな食設計による認知機能低下予防のコホート研究」について発表しました。

 大連側は「BERT(自然言語処理モデル) に基づく食品とハーブ – 疾患と症状の関係抽出法」「脊椎手術の診断を支援するためのディープラーニング(深層学習)の応用に関する研究」「メタバース知能の医療」「アートセラピーの研究:(ゲームエンジンの)UE5 をベースにした没入型仮想アートヒーリング空間」をテーマに、研究を報告しました。

 発表、質疑とも英語でしたが、大連の発表者の1人は流ちょうな日本語で説明しました。

 終了後、西平学長は「オンラインでの国際学術交流は、グローバル化が急速に進む中、教育研究分野では日常的に実施できる体制を備える必要がある。今回の試みは大変貴重な経験になった。今後、学生も参加した国際教育研究交流プログラムに発展することを期待している」とコメントしました。

オンラインで行われた大連東軟信息学院との学術交流

北海道情報大学の(右から)西平学長、本間教授、越野教授/大連東軟信息学院の発表者や参加者たち

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