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2024.08.07
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北海道情報大学と北竜町が包括協定

 北海道情報大学と北竜町は6日、「連携協力に関する包括協定」を結びました。北竜町で展開した大学のプロジェクションマッピングなどを通じて交流は3年目を迎えています。協定では、双方が個性豊かな地域社会の形成、発展に寄与するとし、産業振興、教育・文化の発展、人材育成などで連携することとしました。締結式は北竜町役場で行われ、西平順学長と佐々木康宏町長が協定書に署名し、町内の観光名所である「ひまわりの里」で満開のヒマワリをバックに記念撮影しました。

 空知北部に位置する北竜町は人口約1600人の農業の街で、町花のヒマワリを核とした街づくりが観光面でも注目されています。

 2022年、町内の道の駅サンフラワー北竜でのイベントの際、北海道情報大学情報メディア学部の大島慶太郎准教授、河原大准教授やゼミの学生たちがプロジェクションマッピングで協力したことをきっかけに、交流を深めてきました。プロジェクションマッピングは昨年も行われ、壁面に、町の歴史や風景、アニメーション、ドローン映像などを映し出し、地元の中学の校歌のメロディーを取り入れたり、地域の太鼓とコラボレーションしたりと、地域密着のイベントとして盛り上げてきました。学生たちは、町内の別の場所で行われたスカイランタンのイベントにも参加しました。

 また、大学と町はインターンシップ協定を結び、今年7月29日~8月2日には学生2人が町に滞在し、ひまわりの里で観光客ら400人以上に、利用しやすい決済方法などを聞き取りました。

 200万本ものヒマワリが咲き誇る光景を目の当たりにして、西平学長は「大学として地域と共生し、学生を育てていきたい。学生たちはきれいなヒマワリの中で助けてもらいながら、学んでいくことがあると思う」と意欲的でした。佐々木町長は「これまでの活動をベースに、さらに10年、20年と交流が続いていってほしい」と双方の結びつきのさらなる発展を願いました。

 北海道情報大学として、自治体との包括協定は地元の江別市に次いで2番目です。

咲き誇るヒマワリを背に包括協定書を手にする西平学長(左)と佐々木町長

包括協定締結式後、握手する西平学長(左)と佐々木町長/ひまわりの里で記念撮影する北海道情報大学と北竜町の関係者

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