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フィンランドに留学する石山さんの壮行会

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2024.12.27: ＃トピックス

フィンランドに留学する石山さんの壮行会

　ほっかいどう未来チャレンジ基金(みらチャレ)の支援を受けて、2025年1月からフィンランド・オウル応用科学大学に留学する、北海道情報大学情報メディア学部3年、石山凜さん(深川東高校出身)の壮行会が25日、学内のフィンランド・クリスマス会の中で行われ、級友や教職員の激励を受け、石山さんは留学の動機や決意を語りました。

　みらチャレは海外にはばたく若い人を、北海道や民間が支える仕組みです。2017年度に始まり、北海道情報大生としては初年度以来、石山さんが2人目の合格です。オウル応用科学大は海外協定校の一つで、10月に英語でのオンライン面接を受けて、留学が正式に決まりました。

　石山さんは森川悟准教授(情報メディア学部)のゼミ生でゲーム開発などに取り組み、9月の東京ゲームショウにも参加してきました。

　留学は1月から5月までで、「LGBTが自分らしく活躍できる社会の実現方法」を研究テーマに、LGBTについて社会に発信するためのデザインを学んできます。

　フィンランド・クリスマス会は大学が国際交流・留学生支援課事務室で初めて開催。スクリーンで現地の風景を流したり、伝統装飾の手作りヒンメリなどで飾り付けたりし、サウナやムーミン、神話などフィンランド関連の本を図書館から借りて展示するなど演出、ノンアルコールの飲み物やヨーロッパのお菓子も用意しました。

　壮行会には、森川准教授やゼミの仲間たち、西平順学長、サンタクロース姿の安倍隆常務理事ら20人近くが参加しました。石山さんは子供のころから海外に興味があったこと、昨年度に大学の短期留学プログラムでアメリカに行き、留学に一層関心が深まったこと、大学に相談しながら留学で実現したいプログラムを練り上げたことなどを紹介しました。

　教職員や級友からは、留学中に現地から発信してほしいと要望があり、どうやって英語を勉強したかなどの質問も相次ぎました。石山さんは一つずつ丁寧に答え、大学の短期留学で海外を経験できたこと、みらチャレによる経済的支援が今回の長期留学につながったことを強調していました。

　石山さんの留学は9月18日のトピックスでも紹介しています。

「みらチャレ」の支援受け、石山さんがフィンランド留学へ

フィンランド・クリスマス会で行われた石山さん(左端)の留学壮行会

1月からオウル応用科学大学に留学する石山さん／石山さん(後列左から5人目)の壮行会に参加した級友や教職員

クリスマスツリーなどを飾った事務室の入り口／室内はフィンランドのヒンメリやモールでの演出