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2025.02.26
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ヤンマー学生懸賞論文で学生2人が特別優秀賞

 持続可能な農業の確立を目指した先駆的挑戦を提言する「ヤンマー学生懸賞論文」(ヤンマーアグリ主催)で、先端経営学科4年の佐藤りなさん、前出唯那さんの共同論文が特別優秀賞を受賞しました。「幻の農産物」復活に関する研究で、大学がある江別や札幌の特産品を事例に考察しました。

 2人とも松本紗矢子准教授(先端経営学科)のゼミ生で、論文は「『幻の農産物』の復活に関する調査研究―札幌黄とハルユタカの事例から見る農業の可能性―」です。厳しさを増す農業環境の改善のため、生産が消滅しかけながら復活した幻の農産物のブランド化を検討しました。ハルユタカは大学がある江別の特産小麦、札幌黄は札幌の名産玉ネギです。関係者に調査し、2つの作物の共通点として、地域連携体制と支援組織の活動、地域性を重視したプロモーションの実施、子供たちへの食育活動を挙げました。

 全国の大学などから応募があり、特別優秀賞は大賞に次ぐ賞です。2月7日、ヤンマーアグリがある岡山県で行われた発表会に臨んだ2人は「全国規模の大きな懸賞論文で特別優秀賞をいただき、驚きと喜びでいっぱいです。インタビューさせていただいた皆様のご協力と松本先生の丁寧なご指導のおかげです。心より感謝申し上げます」と喜び、松本准教授は「佐藤さんと前出さんの日々の努力と学問への真摯な取り組みが実を結び、素晴らしい成果を得るに至りました」と健闘をたたえています。

 ヤンマー学生懸賞論文、入賞作の詳細は下記の「ヤンマー学生懸賞論文・作文 入賞者・作品一覧」をご覧ください(作品集の公開は4月中旬ごろの予定です)。

https://www.yanmar.com/jp/agri/agrilife/prize/winners.html

表彰式で笑顔を見せる佐藤さん(左)と前出さん

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