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- 2025.02.27
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カフェ新メニューを2大学の学生たちが考案
北海道情報大学と酪農学園大学の学生たちが両大学から近いカフェ「サッポロ珈琲館Rinboku」(江別市文京台緑町561-2)で提供される新メニューを、コンテスト方式で考案しました。北海道情報大学の藤本直樹教授(先端経営学科)、酪農学園大学の小林通准教授(食と健康学類)のゼミ生たち計28人が、両大学混成の5グループに分かれてアイデアを競い、審査会での選考の結果、「ワッフルのクロックムッシュ風」が最優秀賞に選ばれました。3月中旬をめどに店舗で提供される予定です。
同店は国の登録有形文化財「北海道林木育種場旧庁舎」を活用して、2022年に開店。建物を所有する江別市が店のさらなる魅力向上にと、経営や食と健康について学ぶ学生による新メニュー開発を企画しました。学生たちは昨年8月から江別の産業や見どころ、農業、食材などについて学び、グループごとにメニュー開発を進めてきました。
審査会は2月5日に江別市大麻公民館で行われ、学生たちが調理してプレゼンテーションを行い、珈房サッポロ珈琲館の伊藤仁社長ら4人の審査員が試食しました。味わいや見た目のインパクトに加え、なるべく江別の食材を活用し、カフェメニューとしての実現可能性、コーヒーとの相性の良さなどがポイントです。
「ワッフルの―」のほか、「江別の恵みスコーンプレート」「ワッフレッソ」「米粉のキャロットケーキ」「鮭とブロッコリーのクリームパスタ」が出品されました。
「ワッフルの―」のグループには北海道情報大学から松尾有華さん(4年)と本間燦爾さん(3年)が参加。ベシャメルソース(ホワイトソース)をかけて江別産のブロッコリーやハム、チーズも使って、ボリューム感のある食事系のメニューに仕上げました。ソースは事前に作り置きでき、注文を受けてから電子レンジを調理し、短時間で提供できます。
また、小麦やブロッコリー、ハスカップなど食材の江別らしさの評価が高かったスコーンが優秀賞に選ばれ、北海道情報大学からは石塚翔太さん(3年)、船橋叶夢さん(3年)がメンバーに入っていました。
審査員を代表して伊藤社長が「2つの大学の学生さんがチームを組む難しさもあった中、完成させてくれてうれしい。採点は僅差でした」と話し、一つ一つのメニューの良さを紹介しました。松尾さんたちのグループは「お店のメニューになったら食べに行きたい」と喜んでいました。
藤本教授、小林准教授とも他大学で別の学びに取り組む学生たちが協力して互いのアイデアを生かし、メニューを作り上げたことをたたえていました。

最優秀賞に選ばれたチーム。左から北海道情報大学の松尾さん、本間さんと、酪農学園大学の2人

新メニュー作りに参加した2大学の学生たち/左から「ワッフルのクロックムッシュ風」、「江別の恵みスコーンプレート」「ワッフレッソ」「米粉のキャロットケーキ」「鮭とブロッコリーのクリームパスタ」
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