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複雑系マイクロシンポで学生10人発表、最優秀賞も

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2025.03.05: ＃トピックス

複雑系マイクロシンポで学生10人発表、最優秀賞も

　第24回複雑系マイクロシンポジウム(北海道複雑系工学研究会主催)が2月22日、23日、小樽商科大学札幌サテライトで開催され、北海道情報大学の学生10人と斎藤一教授（情報メディア学科）が研究発表を行いました。このうち、野呂田遼さん(システム情報学科４年、室蘭東翔高校出身)の発表「ChatGPTによる独居高齢者向け見守り機能を有するコミュニケーションシステムの開発」が古川賞(最優秀プレゼンテーション)を受賞しました。同シンポジウムで北海道情報大生が最優秀に輝いたのは初めてです。

　学生たちは長尾光悦教授(システム情報学科)と辻順平講師(情報メディア学科)のゼミ生です。最優秀の野呂田さんは指導教員の長尾教授と連名で発表、「栄誉ある賞を頂き、大変光栄に思います。長尾先生をはじめ関係者の皆様に感謝申し上げます。研究活動の集大成として成果を残せたことを誇りに思います。卒業を控え、ひとまず研究は一区切りとなりますが、今回の経験を今後の人生に活かしていきたいと考えています」と喜んでいます。

　野呂田さん以外の発表のテーマと研究者は次の通りです(〇印は発表者)。

「SNS分析と生成AIに基づく観光PRコンテンツに関する研究」

　　〇木村日和さん(システム情報学科４年、札幌英藍高校出身)、

　　　長尾光悦教授、斎藤一教授、杉澤愛美講師(情報メディア学科)、

　　　坂本牧葉講師(情報メディア学科)、小野良太講師(システム情報学科)

「ソーシャルリスニングによる道内大学のSNSにおける情報発信状況の分析」

　　〇長尾知洋さん(システム情報学科4年、浜頓別高校出身)、

　　　長尾光悦教授、斎藤一教授、杉澤愛美講師、坂本牧葉講師

「リアルタイム画像処理技術に基づくテニスプレーの可視化」

　　〇阿部尚輝さん(システム情報学科４年、旭川工業高校出身)、野呂田遼さん、長尾光悦教授

「小説相関図自動生成のためのプロンプトエンジニアリング手法」

　　〇沼田怜馬さん(情報メディア学科4年、岩手県立不来方高校出身)、辻順平講師